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中堅社員の成長物語

クラスメソッドならプレイヤーとしてもマネージャーとしても活躍可能

AWS事業本部コンサルティング部AWSシニアソリューションアーキテクトの菊池修治。今ではAWSからパートナーSEとして表彰も受ける菊池ですが、元々はメーカー勤務、そして自動車メーカー勤務を経て、クラスメソッドへとジョインしています。プレイヤーとしてもマネージャーとしても活躍する菊池が、なぜメーカーに勤めていたのか、クラスメソッドでやっていることなど、これまでのキャリアについて語ります。

根本にあるのは「仕組み」への興味。わかるまでとことん突き詰める

菊池 修治の画像
▲AWS事業本部・コンサルティング部 AWSシニアソリューションアーキテクト 菊池修治

昔から、人に任せるより自分でなんとかしてみるのが好きな性分で、少年期ははんだごてを使って、ラジオなどいろんなものを作っていました。初めて運転免許を取得したときには原付バイクを購入し、エンジンをばらして組み立てるところまでしましたね。中身がどうなっているのかが、知りたくなるんですよね。昔はネットに情報が落ちている時代ではありませんから、改造雑誌を読みながらひたすら自分でやってみていました。

だからでしょうか、漠然とエンジニアを目指していました。ただ、ITという縛りではなく、ハードウェアも含めて幅広い意味でエンジニアができればと思っていたんです。何かモノをつくるところで、自分の仕事が多くの人に影響を与えるような仕事に興味がありました。それで最初は、メーカーに就職を決めました。

キャリアの軸は、自分の手でシステムを動かせること

菊池 修治の画像

最初のメーカーでは、お客様から依頼を受けたシステムをグループ会社と構築する部門に配属され、いきなりプロジェクトマネージャーの仕事を任されました。ITのような汎用的な技術を用いた開発ではなく、特殊な機材を必要とする放送関係のシステムに携わりました。本社でしたので自分で手を動かすことはなく、グループ会社の業務をマネジメントすることがミッションでした。ひたすら議事録を書いたり、スケジュールをチェックしていましたね。

仕事は本当に忙しくて、幸いなことに残業代の出る会社だったのですが、ボーナスのような給料額になることもしばしばでした。やがて作業量に限界を感じたことと、受託でなく自社のサービスで何かしらしたいという理由で、5年半ほど従事した後に自動車メーカーへと転職しました。

そこでは自社サービスのエンジニアとして、自動車に搭載するカーナビに、交通情報や目的地までのルートの配信をするサービスの運営を行いました。転職前はプロジェクトマネージャーでしたが、転職後で業務上必要になることもあり、データベースやインフラを勉強していたんです。その知識を生かして、自社データセンターにあるLinux系サーバーの運用を行うようになりました。

以前は自分で主体的にシステムを触ったり動かしたりすることがありませんでした。ただ、プロジェクトマネージャーって偉そうだけれど、問題があると何もできないじゃないですか(笑)。なので転職後の仕事では、自分たちで手を動かせるのがいいなと思い、その会社に決めました。

クラスメソッドのイベントで、技術の話を思う存分できたことに感銘を受ける

クラウドエンジニア養成読本の画像
▲菊池が寄稿した著書『クラウドエンジニア養成読本』

当時、自動車メーカーのサービスのユーザー数は順調に増えていましたが、データセンターにサーバーをラッキングして運用していた状態だったので、スケールについての問題が浮き彫りになってきたのです。

カーナビの通信量が増えるのはゴールデンウィークや年末年始です。自動車メーカーは暦通りの勤務でしたので、自分たちが休むときにシステムが混雑します。自動車を運転する人が顧客なので、コンシューマー事業であり、障害時の風当たりも厳しい業界でした。

事前に予測してサーバー増加などの対策を施すのですが、当たったり当たらなかったり効率的ではありません。そこで、クラウド移行の立案をしました。外部のSIerに協力を仰ぎつつも、最終的には自社運用に切り替え、データ移行も含めて手を動かしてシステムを移行しました。

システムが自社のためのものですので、突き詰めて作業をすることができました。少人数での運用でしたので、楽ではありませんが、自分ごとで作業ができることは性に合っていました。自動スケーリングしてくれるのは運用上の負荷やストレスの軽減に役立ちました。

ここで初めてAWSに触れ、技術情報を集めるようになりました。いつしかサービスを運営するよりも、AWS自体に触れていることの方が楽しくなってきたのですが、会社でAWSの運用部隊は自分の他に新卒の後輩がいるだけで、のめり込むには物足りない状況でした。そんな中、クラスメソッドが外部の企業向けに開催したイベントに参加しました。2016年のことです。

当時はクラスメソッドは、AWSのプレミアコンサルティングパートナーだ、程度の印象しかありませんでした。しかし、イベントにエンジニア向けの相談スペースがあり、クラスメソッドのエンジニアと直接話すことができたんです。技術的な話を思う存分できて、とても楽しかったことを覚えています。そうして2016年9月に、クラスメソッドへ転職しました。

「必要最小限のマネジメント」がクラスメソッド流

「APN AWS Top Engineers 2019」「APN Ambassador 2019」に入選した時の画像
▲「APN AWS Top Engineers 2019」「APN Ambassador 2019」に入選

クラスメソッド入社後はAWS事業本部コンサルティング部に配属されました。プロジェクトマネージャーも経験し、事業会社でSIerを活用しながら自社システムの運用することも経験しました。

とにかくAWSに触れることをメインの業務したかったんです。入社してうれしかったのは、事業会社にいたころによく読んでいたクラスメソッドの技術ブログ「Developers.IO」を自分が書けるようになったことですね。

いいブログを書こうと思うとハードルは高いですが、お客様やAWSの方から「見ています」と言われるのはうれしいですし、自分や自社の技術力をアピールできるメリットにも繋がっています。お客様のご相談を受けに伺って、その場でブログ記事をご紹介して問題が解決したこともあります。自分で調べてわかったことが人の役に立つことはとても楽しいですね。

あるとき部長からチャットで「マネージャーやらない?」と言われ、マネージャーをすることになりました。とはいえ、メンバーの仕事を細かく面倒見ているわけではありません。部署のメンバーはバリバリのエンジニア志向が多く、優秀です。自立しているので、僕がとやかく言う必要がありません。指示を細かく出すよりはフルに任せてしまった方が、よりよい結果を出してくれるんです。

多くのマネージメントは、メンバーがやるべきことをきちんとやっていれば、必要ない決まり事に溢れているように思います。クラスメソッドはそういうルールがなく、管理する方もされる方も気持ちよく仕事ができるんです。ですのでクラスメソッドへは、マネジメントをしたいというモチベーションで来なくてもいいと思います(笑)。

事業やミッションとしてやりたいことがある。それをするために人手が欲しくなる。そのため必要最小限の管理が必要になる。そういう気持ちでマネージャーをしてもらえれば、クラスメソッドの文化を維持しながら更に大きな仕事ができるようになると思いますし、それができるかどうかが課題とも思っています。

個人的には、事業課題を解決したいというお客様にAWSを使った支援ができればいいですね。自分の知らない技術もまだまだありますし、キャッチアップをしていきながら、外部に発信していく仕事もしていきたいです。海外など、より刺激の大きいところで活動できたら素敵ですね。

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